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発明案件

北海道大学技術
整理番号:HK24-018

光学アンテナ

キラル分子識別、偏光発生装置、アンテナ設計方法

概要

 トポロジー最適化とは、材料の配置を最適化して製品の軽量化や高性能化を実現する手法である。本技術は、世界で初めてこの手法を光学アンテナの設計に適用した結果、以下の特徴を持つナノギャップ構造を有する光学アンテナを提供することが可能となった発明である。
・高精度な円偏光識別
 入射円偏光に対し、左右円偏光への応答が大きく異なる性能を実現。例えば円偏光を発明のナノ構造に照射することで、偏光状態を容易に区別できる微細素子。また、微量な分子に対し、キラリティの検出・識別に使える。
・円偏光の発生と制御
 ギャップ構造に光源を配置することで、円偏光を放射することができ、光源の向きに応じて偏光状態を制御可能。高偏光度を求める用途に最適な偏光発生装置として利用が期待される。

性能・特徴等

光学アンテナ

本発明の応用先案

・新規光学アンテナの設計方法の提供
・キラル分子の分光分析装置、偏光発生装置

知的財産データ

知財関連番号 : 特願2023-189132
発明者    : 田口 敦清
技術キーワード: 光学アンテナ、偏光、キラル、識別、設計方法、分光分析







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