北海道大学技術
整理番号:HK25-006
光波長変換透明フィルム
紫外光を吸収して赤色に光る、塗布型発光体
概要
希土類であるEu(ユーロピウム)と有機分子からなる錯体は、紫外光のみ吸収して、高輝度・高色純度の赤色発光を有する材料であり、ディスプレイや照明、センサとして開発が進んでいる。従来の希土類錯体は、溶解性が低く結晶化を生じ易い特性があり、透明な成形体の作製や、プレートなどに直接塗布したフィルムとして使用することは困難であった。
本発明は希土類錯体に結晶性を低下させる透明化剤を混合することで、透明で塗布可能な光波長変換フィルムを実現した。また、紫外光のみ吸収し、可視光を透過させる機能を有するため、例えば農業フィルムに塗布することで、植物育成効果を有するフィルムとして応用できる。

性能・特徴等

応用例
・農業フィルム
・セキュリティ
・スマートウィンドウ
・レンズ等の光波長変換フィルム など
関連文献
[1] Y. Kitagawa. et al., Scientific Reports, vol.12, 17155 (2022)
DOI: 10.1038/s41598-022-21427-6
知的財産データ
知財関連番号 : JP7621652, US12291545, CN113727850
発明者 : 北川 裕一、島 かおり、和田 智志、長谷川 靖哉、伏見 公志
技術キーワード: 蛍光体、希土類錯体、ディスプレイ、農業フィルム
