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発明案件

東北大学技術
整理番号:T07-141

恒久使用型臭化タリウム放射線検出器

PETでも、一般的放射線検出器でも、分極を防ぐことが可能で長時間使用可能

概要

 本発明は、陽電子断層画像診断装置(PET)、単光子放射線コンピューター断層撮影装置(SPECT)等に用いられる臭化タリウム(TlBr)等のタリウムハロゲン化物放射線検出器及びこれを備えたPETあるいはSPECTに関する。
 PETの背景について、高性能な検出器には、従来はCdTe結晶を用いた放射線検出器が使用されているが、作製費がく、例えば装置1台あたりの結晶のみの価格で数億円に上る。このためCdTeの代替材料として、安価であるTlBr等のタリウムハロゲン化物が注目されている。
 本発明では、TlBr等のタリウムハロゲン化物結晶中の伝導イオンが検出器の中で分極現象を引き起こさないため、安価で寿命が長いタリウムハロゲン化物放射線検出器が得られる事が特徴である。また、PETに限ったものではなく一般的な放射線検出器に応用可能である。

恒久使用型臭化タリウム放射線検出器

性能・特徴等

恒久使用型臭化タリウム放射線検出器

応用例

・陽電子断層画像診断装置(PET) 
・一般放射線機器

知的財産データ

知財関連番号 : 特許5083964
発明者    : 石井 慶造、人見 啓太郎、庄司 忠良、菊池 洋平
技術キーワード: PET 、SPECT、臭化タリウム、分極防止、永久利用







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