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発明案件

東北大学技術
整理番号:T10-105

キャビテーションを利用した口腔洗浄装置

脈動式ウォータージェットと比較してインプラントの隙間に蓄積したバイオフィルムを効率的に除去可能。臨床試験で確認済。

概要

 口腔内の歯やインプラントの表面に蓄積したバイオフィルム(または歯垢)を洗浄するために、歯ブラシ、脈動式ウォータージェットのような水流、歯科用超音波スケーラー、歯科用レーザー、含嗽剤などが用いられるが、 これらは肉眼的なバイオフィルムを除去できても、インプラントの隙間に入り込んだバイオフィルムを除去することは極めて困難である。その結果、インプラント周囲炎や歯周病を発症して抜歯するケースが少なくない。そこで本 発明では流動キャビテーションによってバイオフィルムを洗浄・除去する口腔洗浄装置を提供する。

【図1】

キャビテーションを利用した口腔洗浄装置

【図2】

キャビテーションを利用した口腔洗浄装置

【図3】

キャビテーションを利用した口腔洗浄装置

効果・応用例

本発明は、金属表面加工等に利用される流動キャビテーション気泡の崩壊衝撃力を、インプラント表面に蓄積したバイオフィルムの除去に活用する革新的な口腔洗浄技術を提供するものである。既にヒト口腔内による 臨床試験を行っており、歯やインプラントの表面に付着したバイオフィルムを効率的に除去できること確認している。

知的財産データ

知財関連番号 : 特許第6093928号
発明者    : 祖山 均、山本 松男、滝口 尚
技術キーワード: 医療機器、福祉機器







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