東北大学技術
整理番号:T13-204
臓器線維化抑制剤
腎線維化モデルマウスで線維化及び炎症改善効果を確認!
概要
腎臓が何らかの原因によって障害を受けると、炎症や線維化が発症することが知られている。症状が進行すると、腎不全になり、定期的に人工透析を行わなければならなくなる。人工透析は患者にとって負担が大きく、人工透析導入の時期を遅らせることができる治療薬の開発が望まれている。
本発明者らは、抗炎症、抗線維化作用がある化合物を見出した。本発明の化合物群は、線維化抑制薬としての活用を期待できる。
方法/投与した化合物構造

化合物投与による腎臓の組織学的変化

腎における線維化関連遺伝子の発現変化

知的財産データ
知財関連番号 : 特許第6372817号
発明者 : 阿部 高明(東北大)、林 謙一郎(岡山理科大)
技術キーワード: 医薬(リサーチ・ツール)を含む