P2P型分散オンラインストレージ
ブロックチェーンと秘密分散法を利用した高秘匿性のオンラインストレージ
概要
本発明では、秘密分散法に基づいたP2P型のクラウドストレージの仕組みを実現します。
匿名通信と秘密分散法で保存先の特定が不可能
データを分割して参加ノードに保存します。さらに、ノード間の通信は匿名であり、保存先の特定を困難にすることでセキュアなものにします。
クライアント側でのメタデータの保持も不要
ブロックチェーンを援用し、秘匿データ自体に加え、そのメタデータも同様に分散保存することで、メタデータの漏洩によるリスクを低減します。
セキュアにデータの引出しが可能
秘匿データのは、ユーザー名とパスワードによって引出し可能です。P2Pノード間の相互監視と多数決判定によって、ユーザー名とパスワードの総当たり攻撃を検知・排除可能です。
性能・特徴等
関連文献
[1] Fukumitsu, M., Hasegawa, S., Isobe, S., Iwazaki, J. Y., Koizumi, E. & Sakai, M.,A Method for Constructing an Autonomous Decentralized P2P Storage with High Confidentiality and Reliability, 2018 4 23, Proceedings - 2017 5th International Symposium on Computing and Networking, CANDAR 2017. Institute of Electrical and Electronics Engineers Inc., p. 439-444 6 p. (Proceedings - 2017 5th International Symposium on Computing and Networking, CANDAR 2017; vol.2018-January).
知的財産データ
知財関連番号 : WO2017/065209 A1
発明者 : 酒井 正夫、長谷川 真吾、他
技術キーワード: 情報・通信(ソフト)