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発明案件

東北大学技術
整理番号:T18-503

多孔質アモルファスシリコン粉体

液体急冷法で容易に量産可能!負極材等への応用へ

概要

 シリコン(Si)は、黒鉛の10倍以上の重量容量密度を持っているため、リチウムイオン電池の負極材や次世代電池電極材料として注目されている。しかし、充電時に4倍程度の体積膨張を引き起こすため電極が破壊されてしてしまい、優れたサイクル性能が得られないといった問題が存在しており、負極材としての実用化の障害となっている。
 また、全固体電池では、薄膜アモルファスシリコンが負極材として用いられ、優れたサイクル特性が報告されているが、真空蒸着法や気相成長法で作製するため、量産性に課題があった。
 本発明は、液体Si合金をガスアトマイズ法で急冷することによって、上記問題を解決し、多孔質構造を有するアモルファスシリコンを大量に生産できる手法を見出した。

多孔質アモルファスシリコン粉体

性能評価

多孔質アモルファスシリコン粉体

応用例

・リチウムイオン電池、全固体電池等の負極材

関連文献

[1]JST主催 東北大学新技術説明会2024発表資料

知的財産データ

知財関連番号 : 特願17/042,770(米国)、特願19921439.6(欧州)特願201980017973.7(中国)、特許第6896261号(日本) 
発明者    : 岡田 純平、中山 幸仁、和田 武
技術キーワード: アモルファスシリコン、リチウムイオン電池






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