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発明案件

東北大学技術
整理番号:T20-2911

椅子の前傾角度変更装置

スマートな椅子がユーザーの姿勢を誘導し、過度な身体負荷を防止

概要

 使用者の姿勢が座位に維持される期間が過度に長くなると、使用者の健康を害することが知られている。例えば、当該期間と、筋骨格系障害、心疾患、又は、生活習慣病等の疾病に罹患する確率と、が相関を有することが知られている。
 本発明では、椅子の座面を緩やかに傾斜させることで、ユーザーを自然に立位へと誘導する。また、デスクワーク等ユーザーの本来のタスクを妨げず、ストレスにならないような傾斜方法を実現したことが大きな特徴である。
 また、スマートフォン等の提供する機能との連動によって、リマインダー機能等、多様なアプリケーションが想定される。

椅子の前傾角度変更装置

性能・特徴等

椅子の前傾角度変更装置

応用例

・家具、オフィス家具 
・ オフィスチェア

関連文献

[1]鈴木蒼生,藤田和之,高嶋和毅,池松香,北村喜文,TiltChair:座面の前傾により姿勢誘導するオフィスチェア,インタラクション 2021論文集,pp. 134-139,2021年3月
[2] Kazuyuki Fujita, Aoi Suzuki, Kazuki Takashima, Kaori Ikematsu,Yoshifumi Kitamura. TiltChair: Manipulative Posture Guidance by Actively Inclining the Seat of an Office Chair, Proc.of the 2021 CHI Conference on Human Factors in Computing Systems, to appear.

知的財産データ

知財関連番号 : 日本国出願番号2021-036737
発明者    : 藤田 和之、鈴木 蒼生、髙嶋 和毅、池松 香、北村 喜文
技術キーワード: 制御、計測、機械






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