東北大学技術
整理番号:T20-3129
超小型、低消費電力、高安定を実現する乱数生成、振動子、検波、メモリ等の素子を実現する技術
スピントロニクスを利用した多種の応用が可能な革新的技術
概要
磁性体の磁気特性の電流制御には様々な種類があり、それらを利用した乱数生成、振動子、検波やメモリ等の素子が提案されている。しかし、強磁性体を使う素子は外部磁場による磁場ノイズへの耐性が低いこと、振動子や検波等の周波数の制御を行うためには外部機構による磁場制御が必要であること、小型化等の課題があった。
本技術は、スピントロニクスにおけるカイラルスピン構造の恒常回転運動という新現象を基に、上記課題を解決し、超小型、低消費電力、高安定な素子を提供する。
実施例
応用例
・乱数生成素子、発振素子、検波素子、メモリ素子
知的財産データ
発明者 : 深見 俊輔、家田 淳一 他
技術キーワード: エレクトロニクス、情報・通信(ハードウエア)