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発明案件

東北大学技術
整理番号:T20-695

ゴマリグナンを含む尿毒物質低減剤

セサモールが腸内細菌の尿毒物質生成酵素を阻害する

概要

 糖尿病性腎症(DN)の原因因子としてフェニル硫酸(PS)やインドール硫酸(IS)がある。これらの化合物は、食事から摂取したタンパク質の代謝物であるフェノールやインドールと、腸内細菌が生産するチロシンフェノールリアーゼ(TPL)やトリプトファンインドールリアーゼ(TIL)が反応して生じる。体内のPSやISを減少させることがDNの予防や治 療にとって重要だが、これらが原因因子として明らかになったのも最近であり、減少に有効な物質は見つかっていない。
 本発明は、ゴマリグナン化合物を有効成分とするTPLやTILの阻害剤に関するものである。

性能・特徴等

ゴマリグナンを含む尿毒物質低減剤

応用例

・医薬品
・機能性食品
・サプリメント

関連文献

【1】Biochemical and Biophysical Research Communications 590 (2022) 158-162.
   https://doi.org/10.1016/j.bbrc.2021.12.088

知的財産データ

知財関連番号 : 特開2022-135978
発明者    : 中山 亨、及川 大樹、阿部 高明
技術キーワード: 農学、食品







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