東北大学技術
整理番号:T23-005
磁気センサおよび磁気センサ測定回路装置
直流から低周波数磁場まで高感度に測定する
概要
従来より、広いダイナミックレンジと高感度を備えた磁気センサの研究・開発がなされてきている。センサを構成する方式は、SQUID磁束計やホール素子など様々なタイプが提案されているなか、機械的な共振周波数を利用したカンチレバー型の磁気センサは、低消費電力で小型にも有利であり、ダイナミックレンジが広くできる可能性があることから注目を集めている。しかしながら、共振周波数近傍では高感度を発揮する一方、直流成分を含む共振周波数以下の磁場に対しては感度・分解能が充分ではないという 課題があった。
本発明は、カンチレバー型の磁気センサに関するものである。感磁部の構成を工夫することで、感度と帯域幅とをチューニングすることができる。これにより、高感度で広い帯域幅をもつ磁気計測を可能にする。
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磁気センサの応答
応用例
・磁気センサ
・磁気探傷装置
・生体磁気計測装置
関連文献
[1]趙智健, 戸田雅也, 小野崇人、磁気トルクを利用した高感度磁気センサ、センサマイクロマシンと応用システムシンポジウム予稿集、2023年11月
知的財産データ
知財関連番号 : 特願2023-077402
発明者 : 小野 崇人
技術キーワード: Magnetic Sensor、Cantilever、Magnetic Torque