東北大学技術
整理番号:T23-046
寒中コンクリート工事期間マップ
地図アプリ上に1km2毎のピンポイント表示
概要
寒中コンクリート工事では、養生温度が低いとセメントの水和反応が遅延し、強度低下の恐れがある。そのためJASS5に寒中期間が定められているが、主要都市に目安を示すにとどまり、工事を行う地点ごとに現実に必要な期間を正確に適用できていない恐れがある。
本発明は、上記の適用期間を1km2の格子状に推定し、地図アプリ上に色分けして表示するプログラムであり、適用期間の判定作業の効率化、施工計画の合理化(コスト減)に効果的である。
地図アプリ上で容易に確認可能
応用例
・適切な寒中期間の指針(安全側・危険側の両方を回避)
・施工者(建設会社)、生産者(生コン工場)、発注者、いずれにもメリットのある無理のない施工計画
関連文献
[1]https://shingi.jst.go.jp/pdf/2024/2024_tohoku_007.pdf
[2]https://www.youtube.com/watch?v=iIndZfOtTmI&feature=youtu.be
[3]https://doi.org/10.3130/aijs.89.1082
知的財産データ
知財関連番号 : 特願2024-018775
発明者 : 西脇 智哉、高杉 文也、垣原 円
技術キーワード: 寒中期間、地図アプリ、メッシュマップ、施工計画