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発明案件

東北大学技術
整理番号:T23-086

13C固定化反応剤

取扱いしやすい液体状態であり、反応当量をより正確的に把握できる

概要

 芳香族環を含有するカルボン酸化合物は、生物活性化合物やその前駆体として重要な分子構造である。例えば、アスピリンやテルミサルタン等の芳香族カルボン酸、及びアトルバスタチン等の芳香族環含有カルボン酸等の芳香族含有カルボン酸化合物は重要な医薬品として知られている。したがって、芳香族含有カルボン酸化合物を効率的に合成可能な、有機分子のカルボキシル化反応の開発が望まれている。
 一方、12Cの同位体13Cを有機分子に導入するのは生体内あるいは化学反応の機構解明に重要である。従来の導入方法では13CO2ガスを13C源として反応させるが、特殊な装置や技術が必要で、ガスの用量を正しく把握するのも難しいという課題がある。
 本発明は取扱いしやすい液体状の新規13C固定化剤及びその利用方法に関する。

本件特許出願は未公開のため、化合物の構造式は開示していない。秘密保持契約を締結した上で開示可能ですので、お気軽にご連絡ください。

性能・特徴等

13C固定化反応剤

応用例

13Cラベル導入剤、固定化反応剤

知的財産データ

知財関連番号 : PCT/JP2024/039287
発明者    : 重野 真德、笹本 大空、下平 貫太
技術キーワード: 13C、ラベル導入剤、固定化反応剤、C同位体







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