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発明案件

東北大学技術
整理番号:T23-100

暑中コンクリート工事期間マップ

地図アプリ上に1km2毎のピンポイント表示

概要

 高温環境下のコンクリート工事では、セメントの水和反応が促進されるために、JASS5に暑中期間が定められている。これは作業時間を通常120分以内から暑中90分以内に制限するもので、不十分な措置により強度低下の恐れがある。上記適用期間は主要都市に目安を示すにとどまり、工事を行う地点ごとに現実に必要な期間を正確に適用できていない恐れがある。
 本発明は、上記の適用期間を1km2の格子状に推定し、地図アプリ上に色分けして表示するプログラムであり、適用期間の判定作業の効率化、施工計画の合理化(コスト減)に効果的である。

暑中コンクリート工事期間マップ

地図アプリ上で容易に確認可能

暑中コンクリート工事期間マップ

応用例

・適切な暑中期間の指針(安全側・危険側の両方を回避)
・施工者(建設会社)、生産者(生コン工場)、発注者、いずれにもメリットのある無理のない施工計画

関連文献

[1]https://shingi.jst.go.jp/pdf/2024/2024_tohoku_007.pdf
[2]https://www.youtube.com/watch?v=iIndZfOtTmI&feature=youtu.be
[3]https://doi.org/10.3130/aijs.89.1082

知的財産データ

知財関連番号 : 特願2024-096979 
発明者    : 西脇 智哉、高杉 文也、小山 智幸、伊藤 是清
技術キーワード: 暑中期間、地図アプリ、メッシュマップ、施工計画







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