東北大学技術
整理番号:T24-065
おむつセンサー
身体親和性が高く、排泄物を識別可能なセンサー
概要
おむつの状態を検知して、おむつ交換のタイミングを知らせる“スマートおむつ“の市場が拡大している。従来のおむつセンサーは湿度あるいはNH3ガスを測定するものが知られているが、これらは尿のみを検知するものであり、尿と糞便を区別することができない。また、半導体式ガスセンサーにおいては、センサーの作動温度は高温となるため、センサーチップを加熱する必要があった。 本発明は、上記課題を解決するもので、尿と糞便を室温で識別可能なおむつセンサーである。また、フレキシブル基板を使用することで薄型・小型で柔軟性を有し、生体親和性の高いデバイスを実現できる。
尿と糞便で正反対の応答を示し、識別
応用例
・おむつセンサー(介護、ベビーケア)
→フレキシブル基板を利用することでウェアラブルデバイスへ適用可能
・アンモニアガスセンサー
知的財産データ
知財関連番号 : 特願2024-191987
発明者 : Yin Shu、Miao Lei、Xue Yibei、大川 采久、長谷川 拓哉
技術キーワード: 医療機器、福祉機器、材料