東北大学技術
整理番号:T25-011
シミュレーテッド量子アニーリング(SQA)のためのスパース対応アルゴリズム
自動搬送車等に実用的な速度でのSQA実行
概要
量子アニーリングを古典コンピュータでシミュレーションするため、イジングモデルを用いたSimulated Quantum Annealing(SQA)が注目されている。発明者らは、全結合イジングモデルを用いるSQAアルゴリズムの多レベルの並列処理をField Programmable Gate Array(FPGA)上で実装可能とする並列アルゴリズムを開発した。(関連文献[1])
本発明はスパース結合モデルに対応でき、古典スピン系のイジングモデルの解析をより高速に行うアルゴリズムに関する。これによりFPGAを用いた実用的な速度でのSQAの実行が期待される。
性能・特徴等
出願未公開のため、技術移転にかかる契約の締結後、出願明細書を含む技術情報を開示させていただきます。お気軽にご連絡下さい。
応用例
・工場・倉庫などにおけるAutomated Guided Vehicle (AGV)による物流自動化
関連文献
[1] JOURNAL OF LATEX CLASS FILES, VOL. 14, NO. 8, AUGUST 2015
知的財産データ
知財関連番号 : 特願2025-023971
発明者 : Waidyasooriya Hasitha Muthumala、張山 昌論
技術キーワード: シミュレーテッド量子アニーリング、 イジングモデル、 スパース結合モデル、FPGA、 AGV、 量子コンピュータ
